2022南三陸町FW活動報告書
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そして自分なりの目的の答えとして、まちが活性化するには、 ①そのまちの内部に存在する魅力を掘り起こし磨くこと ②地域の人々がその魅力を認識すること ③地元の人主体で取り組みを進めること ④外部の人はそのまちの歴史や文化を尊重し、都会と比較するのではなく、そのまちの独自性を大切にする姿勢を持つこと これらが必要なのではないかという結論に至った。その上で建築は、地域の人と観光客のコミュニティを生む施設になったり、そのまちのシンボルになったりする事ができる。しかし建築はその環境に良くも悪くも影響を与えてしまうものであるので、目的と用途と展望を明確にしたり、素材を吟味したりした上で建てていくことが必要なのだろうと思う。 最後に、この南三陸町フィールドワークがオンラインになってしまったことが何よりも悔しかった。まだ私には現地に行くという一番大きな課題が残されていると感じているので、いつか必ず、南三陸町に訪れたいと思う。

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