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vol.3

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就活をサポートしてくれるキャリアカウンセラーさんをご紹介!_vol.03

2019.09.17

キャリアカウンセラーってどんな仕事なの?

「エントリーシートの書き方が知りたい」という具体的な質問から、「何から始めていいかわからない」という漠然とした悩みまで、さまざまな不安を共有し、ともに解消の糸口を探してくれるキャリアカウンセラー。「相手の話を聞くことが大切」と話してくれた平田康代さんに、今を生きる学生へのアドバイスを伺いました。

お話を伺ったのはこの方!

共立女子大学就職進路課 キャリアカウンセラー

平田康代さん

キャリアカウンセラー歴13年(2019年現在)。人材紹介会社で経験を積んだ後、共立女子学園に転職。就職進路課に在籍して8年目。現在、興味がある分野は語学。国際社会に羽ばたいていく学生を支援できるように、自身の語学スキルを上げたいと考えているそう。

「学生なりに一生懸命取り組んだこと、夢中で楽しんだことが必ずある」

――キャリアカウンセラー歴の長い平田さんですが、学生の悩みを聞く時にどんなことを心掛けているのでしょうか?
 
「学生と私では年齢差がありますから、自分の価値観を押しつけないように気を付けています。あと、とことん相手の話を聞くこと」
 
――キャリアカウンセラーは受け身の姿勢でいることが大切、ということでしょうか?
 
「受け入れることも大切ですし、一人ひとりと向き合わないとダメだと日々痛感しています。例えば、『エントリーシートを見てほしい』と添削をお願いされた時、ただ“てにをは”を直すのではなく、その学生の思いや本質が表れているか、見たいです」
 
――そのためには、対話が必要になってくるということですね。
 
「学生のこれまでの人生の中でも、その人なりに一生懸命取り組んだこと、楽しんだことが必ずあるんですね。そこを意識して、話してもらうようにしています」
 
――本人にとっては、思いがけないところに自分の強みが隠れていそうです。
 
「そうなんですよ。学生の多くは、『長所って、そんなことでいいんですか?』って驚きます。でも、当たり前に思うことが、その人のいいところなんです」
 
――自分の強みがわかっていると、自信を持って就活に臨めそうです。

「最初は自信を持てなかった学生が、少しずつ自分を認められるようになって、『想像もしなかった会社に内定をもらえました』って報告してくれた時は、うれしかったですね。それこそ『Advance!』に出ている卒業生の中にも、地道に頑張っていた人がいます。そのような人が働いている姿を見ると、感慨深いですね」

「キャリアカウンセラーの本質は“相手の話を聞くこと”」

▲「最初から完璧じゃなくていいんですよ」と、学生にエールを送ってくれた平田さん


――平田さんが、キャリアカウンセラーになったきっかけは?
 
「実は、子どもが生まれてから18年間、ずっと専業主婦だったんです。大学生になり就職を考えるようになった娘は、働くことに乗り気ではなかったんですね。娘には人生に前向きであってほしかったので、働く楽しさを伝えられるように仕事に関する資格を取ってみようって」
 
――娘さんのために、キャリアカウンセラーの資格を取ったんですか!?
 
「きっかけはそうなんです。せっかく資格を取ったので、自分の可能性も試してみようと思って、人材紹介会社に入りました」
 
――そして、共立女子学園に転職されたんですね。

「人材紹介会社にいたので、さまざまな業界や企業があることを学生に伝えられるところが、私の強みだと思っています。身近な食品会社や化粧品会社しか知らない学生も多いので、いろんな会社があるんだよって伝えてあげたいです」
 
――知らなかった企業が、興味のある分野と密接に関わっていることもありますよね。
 
「その通りです。学生の視野を広げるお手伝いがしたいですね」
 
――平田さんの豊富な知識量に助けられた学生も、たくさんいるのでは?
 
「内定後に手紙やカードをくれる学生が多いんですが、『いろいろ教えてくれてありがとう』ではなくて、『たくさん話を聞いてくれてありがとう』って書かれているんです。キャリアカウンセラーの本質は“聞くこと”なんだろうなって強く感じますね」

「自分で感じているよりも、あなたにはたくさんの可能性がある」

▲就職進路課で、キャリアカウンセラーとの面談の予約ができます


――平田さん自身のキャリアは、今後どのように考えていますか?
 
「今、考え始めていることは、キャリアカウンセラーになりたい人の支援をすることです。そのための勉強を始めようかなって思っています。素晴らしいキャリアカウンセラーがいっぱいいたら、学生も相談しやすいと思うんですよね」
 
――悩んでいる学生には、キャリアカウンセラーに会いに来てほしいですよね。
 
「職員室みたいなイメージがあるでしょうけど、決してお説教はしません(笑)。人と話すっていいことだと思うので、気軽に来てほしいですね」
 
――最後に、学生へのアドバイスをお願いします。
 
「誰にとっても不確実な世の中なので、先の未来まで見通せないと思うんですね。だからこそ、まずは目の前にあることに挑戦してほしいです。自分で感じているよりも、あなたにはたくさんの可能性があると思いますよ」

取材後記

1つ1つの質問に丁寧に答えてくれた平田さんは、母親のような温かさで包み込んでくれる方でした。学生の悩みと向き合い、的確なタイミングで必要な知識を提示していく。そんな平田さんのカウンセリングが、一歩踏み出す勇気と自信を与えてくれるのでしょう。キャリアカウンセラーは、そのままのあなたを受け止めてくれる人。不安を抱え込まず、相談しに行ってみませんか?

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