家政学部[食物栄養学科] 家政学部[食物栄養学科]

家政学部 食物栄養学科人材養成目的・3つのポリシー

人材養成目的

 家政学部食物栄養学科の人材養成目的は、管理栄養士専攻においては管理栄養士養成施設指定基準を遵守したうえで、食物学専攻・管理栄養士専攻ともに家政学部の人材養成目的に基づき、「本学科で学ぶ全ての学生に対して社会に通用する広い教養を十分に涵養せしめたうえで、現代の多様な食生活の中にあっても多くの人々がより一層の健康な社会生活が営めることをめざし、食の安全性はもとより、栄養の素材としての食物、並びに食物と健康に関する幅広い知識とその実践的能力を身につけた女性を育成する」ことである。

食物栄養学科:人材養成目的

3つのポリシー

ディプロマ・ポリシー

 食物栄養学科は、本学科・専攻の課程を修め、124単位以上の単位修得と必修等の条件を充たしたうえで、次のような社会に広く貢献できる自立した女性としての必要な知識、技能並びに資質を備えた人物に学位を授与する。

(1)食物と栄養に関する基礎的な知識を有し、実生活や社会において食品の調理・加工・保蔵、健康の増進、疾病の予防・治療などへ活用する方法について理解している。(知識・理解)

(2)人間の生活に関する問題を発見し、食物と栄養の観点から、情報を効果的に収集・分析し、適正に判断、活用し、解決に導くことができる。(技能)

(3)「食と健康」の専門的リーダーとして、高い責任感・倫理観を持ち、「食と健康」に関する正しい概念を用いて、適切な判断に基づいて他者と協力しながら提案を行い、人々の生活の向上と福祉に貢献することができる。(思考・判断・表現)

(4)修得した知識・理論・技術を実践的に活用し、食物・栄養と健康に関する課題を探求しその課題に対して食と健康の専門的リーダーとして幅広い視野から総合的な判断を下し、解決に導くことができる。(関心・意欲・態度)

カリキュラム・ポリシー

 食物栄養学科は、食物に関する幅広い知識と実践能力を養うことを目的として、主として調理学、食品学及び栄養学などの自然科学的な分野を中心に学ぶ食物学専攻、乳児から高齢者にいたるライフサイクルに応じた健康の栄養指導や食教育、学校、介護、医療などの分野での給食経営管理、食事管理や栄養指導・栄養教育を実践する能力を養うことを目的として、基礎医学、臨床栄養学、公衆栄養学や食品利用学などを学ぶ管理栄養士専攻の2専攻を設置する。

 学科及び専攻ごとのディプロマ・ポリシーに定める学修成果を学生に修得させるために必要な授業科目を配置し、順次性に配慮し体系的かつ効果的に教育課程を編成する。

 教育課程編成及び授業実施にあたっての、教育内容、教育方法、学修成果の評価の在り方についての方針は専攻ごとに定める。

アドミッション・ポリシー

 食物栄養学科食物学専攻は、ディプロマ・ポリシーに定める知識、技能などの修得を目指し、カリキュラム・ポリシーに定める教育を受けるための条件として、次のような知識・技能、能力並びに目的意識・意欲を備えた人物を求める。

(1)食物と栄養、食文化について学ぶために必要な高等学校卒業相当の基礎学力としての知識があり、入学後の修学に必要な技能を有している。(知識・技能)

(2)高等学校まで履修内容のうち、「国語」と「英語」を通して聞く・話す・読む・書くというコミュニケーションの基礎的な内容や考えを適確に表現できる語学力を、さらに「数学」と「「理科」を通して食物と栄養について学ぶための科学的思考力の基礎を身に付けている。(知識・技能)

(3)自分の考えを表現し、他者に伝えることができる。(思考力・判断力・表現力)

(4)他者の考えを理解し、物事を多面的かつ論理的に考察することができる。(思考力・判断力・表現力)

(5)食物と人の健康にかかわる諸問題に深い関心があり、主体・積極的に発言し、学修課題に積極的に取り組むことができる。(主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度)

(6)将来的に食品学、栄養学における専門性の高い仕事に就き、社会に貢献しようとする意欲がある。(主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度)