家政学部[児童学科] 家政学部[児童学科]

家政学部 児童学科学生メッセージ

“自分をよく理解してくれる先生の指導に感激”

S.R.さん 就職先:公立保育所

「あなたはこういう性格をしているから、長い目で子どもの成長と向き合う仕事が向いていると思うよ」。進路に迷って先生に相談したとき、自分が思う以上によく見ていただいていた先生のアドバイスに感激したことがありました。本学は少人数ならではの、指導教員との細やかな交流が日常的にあります。私はそうした中で、他者の長所を見つけ、いかに伸ばすかという対人関係の方法を学ぶことができました。入職後は、子どもだけでなく、取り巻く家族、保護者の方もケアできる保育士になりたいと思っています。

“子ども一人ひとりが主役になれる保育が私の理想”

A.S.さん  就職先:民間保育所

「こういう大人になりたい」。オープンキャンパスでさまざまな先生方とお話をし、その優しい雰囲気や、成長する子どもが主役であるという教育への考え方に共感を覚えたことが入学のきっかけです。印象に残る学びは、乳幼児親子グループ「さくらんぼ」へ参加したことです。自分たちで考えておもちゃを作ったり、遊び方を考えたり、子どもだけでなく保護者の方々とも接しながら、自分の保育観を築くことができました。子ども一人ひとりが主役になれる保育。そんな理想を実現できる保育士になることが私の夢です。

“多くの実践を経て、子どもと自分を客観的に捉える視点が養えた”

K.H.さん  就職先:私立幼稚園

入学前は、漠然と子どもが好きというだけだったのですが、乳幼児親子グループ「さくらんぼ」への参加や数々の実習を経て「私はなぜ子どもが好きなのか、どう働きかけたいのか」について客観的に見つめる視点を養うことができました。卒業後は私立幼稚園教諭としての就職が決まっています。乳幼児期は自分の思いをうまく言葉にして伝えることができない子どももいます。そんな子どもの内なる思いを、しぐさや表情などの小さなシグナルから読み取って、一歩一歩の成長を支えることができる先生になりたいと思っています。

“一人ひとりの心に寄り添い、支えられる人になりたい”

S.S.さん 4年 就職先:社会福祉施設

私が本学を選んだのは、保育士、幼稚園教諭、小学校教諭の3つの資格が取れるからです。子どもに関わる仕事に就きたいけど、どんな分野が向いているのか分からない。そんな私にぴったりな大学だと思い、入学を決めました。実習で様々な子どもたちと接する中で、自分の適性を見極めることができました。そうして気づいたことは、私は障害のある方を支援する仕事が向いているのだということ。卒業後は社会福祉法人の施設へ就職する予定です。一人ひとりに寄り添い、心の面から支えられる人を目指しています。

“大学院で保育の知識と力を磨き、いずれは現場に立ちたい”

I.K.さん 4年 就職先:大学院進学

4年間の大学生活を通じて思うことは「楽しい!」の一言です。大学の講義と言えば静かなイメージですが、児童学科の学びにはワイワイと活発に楽しみながら実践できる授業がたくさんあるのです。それは例えば、手遊びや紙芝居など、子どもと遊ぶ技術を身に付ける表現技術の学び、あるいは体育や音楽の教科を子どもたちに好きになってもらうための学びなど。数回にわたる実習では様々な子どもたちから学び、触れ合うことができます。卒業後は進学する予定ですが、いずれ保育者として現場に立ちたいと思っています。

“この大学には、未来の自分を見つける出会いがたくさんある”

O.M.さん  就職先:特別支援学校(小学校教諭取得)

私は、特別支援学校教諭としての就職が決まっています。そのきっかけとなったのは、「発達障害心理学」の講義を受けたことです。発達障害の子どもたちの中には、周囲に理解されないまま悩み苦しんで生活している子どもが多いことを知って、専門的な知識を学び支援をしたいと思ったのです。この大学には、そうした発見や自分への気づきにつながる学びや、実習での出会いがたくさんあります。50名単位でクラスに分かれ、4年間を通じて互いに協力し合い、情報交換し合える環境も、将来への視野を広げることに役立ったと思います。

卒業生の声

“一から丁寧に教えてくれた先生に感謝”

H.A.さん 2014年3月卒 (私立幼稚園教諭)

小さい頃から子どもが好きで、小・中学校から保育の体験学習に参加するほど早い段階からなりたい職業は決まっていました。共立は4年制大学ということもあり、時間をかけてしっかりと学んでから社会に出ることができるので安心です。ピアノ初心者だった私ですが、大学で一から丁寧に教えてもらい、着実に成長できました。共立の先生は情熱を持って、丁寧に教えてくださいます。先生方の面倒見の良さは、いまでも感謝しています。

子どもと一緒に楽しむだけでなく、一緒になって考えられる保育者であり続けたいと思います。楽しむことは共に楽しみ、ルールを教えるところはしっかり教えるというメリハリのある保育をめざします。

“学生の保育者としての成長に興味”

M.H.さん 2014年3月卒 (共立女子大学大学院)

大学3年から共立の発達相談・支援センター「さくらんぼ」に参加しました。年間を通じて活動する「さくらんぼ」では、実習のように短期間ではなく、長期的に子どもをとらえることができ、計画を立て、ゼロから環境を設定するなど実践的な活動を行いました。4年次は3年生の意見を引き出しながら、引っ張る立場で取り組めました。その中で注目したのが「学生たちの保育者としての成長」でした。

卒業後、大学院に進んだのは、大学院生として「さくらんぼ」の活動に関わりながら、保育者をめざす学生の成長について研究したいと思ったからです。これから現場の経験を積んで、いつかは大学で保育者を養成する人になることが、大きな目標です。