文學藝術
52/158

3.VR歌垣ゲームの遊び方古代の日本には、歌うた垣がきという老若男女が集う歌のゲームがありました。歌垣では、一方が一首を歌うともう一方がそれに対応した一首を歌い返します。これを掛け合いと言います。このVR歌垣ゲームでは九回の掛け合いで全一八首を作ります。その掛け合いにはストーリーといくつかのルールがあります。歌垣での歌掛けは一定のストーリーに則って進行します。このVR歌垣ゲームでは、①~⑧のストーリーに則って歌を掛け合ってください。このゲームでは、57577音の短歌形式を用い、虫食いになっている部分を埋めていきます。また、歌垣歌にはいくつかの決まった技術が用いられます。②で「彼がいる」というシチュエーションを設定する、③で韻を踏む、④で相手の言葉を取り込む、⑤と⑦で比喩を使うというルールに従ってください。難しくはありません。詳しくは「5.作歌例とヒント」にあげたヒントと、大学生が作った作歌例を参考にしてください。① 出逢いの挨拶歌【お題の季節と場所を入れる】(一・二首目)男 □□□□□ □□□□□□□ □□□□□ やって来たんだ 君に逢うため女 □□□□□ □□□□□□□ □□□□□ あなたをずっと 待っていたのよ② 誘いと切り返し【「彼がいる」というシチュエーションで歌う】(三~六首目)男 □□□□□ □□□□□□□ □□□□□ 出会った君の 名前が知りたい女 私には 彼がいるのよ □□□□□ □□□□□□□ あんた誰なの男 □□□□□ □□□□□□□ □□□□□ 彼がいるって なぜそう言うの女 そんなにも 落ち込まないで □□□□□ □□□□□□□ □□□□□□□44文學藝術 第47号(2025)

元のページ  ../index.html#52

このブックを見る