クストの生成プロンプト、および生成画像の相違を観察する。なお「プロンプト」に関して、本稿では、筆者が日本語で入力したプロンプトを「入力プロンプト」、それをもとに、AIが画像生成のためにどのような構図や雰囲気の画像を生成するべきかを叙述したプロンプトを「生成プロンプト」と呼ぶこととする。また検証にあたって、ChatGPTおよびDALL-Eの性質や能力を考慮した上で、整合性向上のため、以下の条件を設ける。①検証は、新規のチャットで行う。後の比較に備え、全検証は同一のチャットで行う。②検証を始める前に、検証の目的を入力し、ChatGPTに何をすべきかを認識させておく。③生成画像におけるランダム性を抑制し、また整合性を確保するため、便宜的な措置として、同一プロンプトを3回入力し、その生成結果を観察する。なお、2回目以降の入力に際しては、「ランダムシード」をなるべく固定する旨の指示文を追加し、各テキストごとにシードの固定および解除を行う(注5)。④入力プロンプトの日本語は、なるべく単純にする。また、日本語としては不自然であると思われるが、多少の重複表現や、英訳しやすいような表現(誤認識しにいくい表現)を使用する。⑤生成プロンプトの日本語訳については、逐語訳で示すよう指示する。3.検証結果3-1.原文と生成サンプルまずは基本となる原文のテクスト、生成画像、および生成プロンプトを示す。これらをベースとし、各待遇差別の生成画像と比較してゆく。また例として、検証方法の一部を示しておく。入力プロンプト(以下「入力プ」とする)下記「」について、文体や位相、敬語表現、語彙、文末表現に注意して読み、その特徴を反映させた、写真的な画像を生成してください。画像に文字は絶対に入れないでください。「ある日の事でございます。御釈迦様は極楽の蓮池のふちを、独りでぶらぶら御歩きになっていらっしゃいました。」(43)文學藝術 第47号(2025)
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