と。こういったものが、大学での教育研究や、将来の職業においても、基盤となるというふうに考えられております。これが1つ。2つ目が、技術変化への対応ですね。生活で用いる技術は日々変化しますし、最近ですと生成AIのような新しい技術に対応するリテラシーを大学でも教えないといけませんし、学生が卒業した後の、彼ら自身が身につけるような、ある種、態度を身につけてもらう必要があるということです。こういったものは、高等教育が、学生のスキル習得を支援する必要があるということもいわれております。3つ目が、職業能力の向上です。つまり、こういったデジタルリテラシーというものが、現代の労働市場において、雇用者として重要な能力でありますし、様々な職業でこれから働いていく時の、適正を高める上でも不可欠だということです。そういった中で、これは国内外問わずなんですけれども、大学の中の学術活動と企業の活動を接続するデジタルリテラシー教育が幾つか提案されていまして、今、Adobeが非常にデジタルリテラシー教育を国際的にも推進しているんですが、ある意味これの裏には、Adobeは教育機関よりも前に、企業に対してAdobeのCreative Cloudですとか、Expressのツールを、いわゆる広報業務の内製化ですとか、そういったSNSを使った情報の発信ツールとして、社員の方に使っていただくというようなことをやっていると。つまり、そういったツールを社会に出て使うということがあるのであれば、それを大学だったり、教育機関にいる時もそのツールを使って学んでおく必要がある、そこの接続性を意識しているということのようです。つまり、Adobe Express以外にも、例えば、Canvaとかいろいろありますけれども、そういった汎用的なデジタルツールを使うということが、デジタルリテラシーを考える上で、一つのポイントにはなっております。これは私が考えて書いた図なんですけれども、いわゆる高等教育というのは、皆様御承知のとおり、社会で活躍する人材を輩出すると同時に、学術領域を支える、いわゆる研究者を輩出するという、2つの役割を持っているという、そういったアンビバレントな部分をはらんでいるということは、皆様(57)文學藝術 第47号(2025)
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