文科学びの特色

01 基礎から学び、専門科目へ発展

1年次前期には学修計画の立て方や発表の方法など、学ぶうえでの基礎を修得。1年次後期から、より専門性を深めていきます。

02 専門性の高い共通科目で豊かな感性を磨く

「日本文化・表現コース」「グローバル・コミュニケーションコース」「心理学コース」の3つのコースをまたいだ共通科目として「カルチャー科目」を設けています。文化論やメディア論、ジェンダー論、歴史などを通して豊かな文化的教養を身につけ、感性を磨きます。

03 就職・編入に対するキャリアサポート

短大卒業後の方向を定めるために「キャリアサポート科目」を設置。就職活動や大学編入をサポートします。

キャリアデザイン演習

1年の後期に就職や編入に必要な知識、情報、スキルを学ぶ「キャリアデザイン演習」(必修)では、将来設計についての講義、編入試験対策、SPI対策、就活アドバイザーによるエントリーシートの添削、面接練習、コミュニケーションや発信力を高めるためのグループワーキング等を行っています。

秘書実務を学ぶ

「秘書実務を学ぶ」は秘書検定試験対策に対応した授業ですが、それだけではなく、社会に出て働くために必要な心構えや知識なども学んでいく授業です。

ビジネス実務を学ぶ

ビジネス文書検定・ビジネス実務マナー検定の合格を目指し、ビジネス文書やパソコン入力、適切な判断力、マナー、話し方を踏まえて実務を遂行するための基本的な知識や技能を身につけます。

ホスピタリティを学ぶ

接客サービスマナー検定・サービス接遇検定の合格を目指し、接客業・サービス業におけるコミュニケーションの基本を学びます。

04「開放科目」を生活科学科と合同で設置

社会や文化についてのテーマを主体的に選び、テーマを構成する両学科(生活科学科と文科)の専門科目、教養教育科目を受講することで、テーマについての問題意識を深め、考察していく力を養います。

文科と生活科学科の専門科目のうち、「開放科目」と指定された科目は互いに履修が可能です。「ファッションデザイン論」など視野を広く好奇心をふくらませて、沢山の知識・世界を自分のものにすることができます。

その他、全学共通教養教育90科目(2023年度より)、併設大学4学部の96科目(2022年度)、千代田区キャンパスコンソ提携5大学の318科目(2022年度)も履修出来ます。

Pick Up

共立女子短期大学 文科には、文科ならではの特色や独自で行っている取り組みが多数あります。
今回は、その特色・独自の取り組みについて詳しくご紹介します。

リテラシー教育の充実

リテラシーポイント

文科ではリテラシー教育に力を入れており、文章を書くこと、読むことをとおして、書く力、話す力を高める様々な試みを行っています。リテラシーポイント制度は、こうした目的に沿うもので、国語力・表現力アップを目指してて設けられています。
たとえば、文科の独自のイベント「千字エッセイコンテスト」や「英語スピーチコンテスト」へ参加し、リテラシー能力向上に努力した学生にはリテラシーポイントが与えられ、年間で20点貯めると表彰されます。また共立女子大への学内編入にも有利になります。

千字エッセイコンテスト

前期・後期にそれぞれ一回、千字程度のエッセイを募集し、優れた作品を書いた学生を表彰しています。毎回異なったテーマを設定しており、テーマに沿ったエッセイを執筆するものもいれば、自由テーマで自分の身の回りで起こったこと、感じたことを綴ったものもあり、多種多様な作品が集まります。
コンテストに応募した学生にはリテラシーポイントが与えられるほか、入賞者の作品は年度末に発行される作品集に掲載されます。

英語スピーチコンテスト

文科全体の催しとして、一年に一回英語スピーチコンテストを開催し、優れたスピーチをした学生を表彰しています。自由テーマで社会問題から自分の身の回りの出来事、日頃考えていることなどをスピーチしてもらいます。
コンテストに参加した学生、入賞した学生にはリテラシーポイントが与えられます。
2022年度も株式会社リアブロード(スマ留)の協賛で、優秀者には1週間の海外留学が副賞として贈られました。

読書レポート

文科読書室に所蔵してある本を対象に、800字程度の読書レポートを書き、提出した学生にはリテラシーポイントが与えられます。レポートは先生の添削を受けることができ、文章力の向上だけではなく豊かな表現力を養うことができます。

文科独自の施設・活動

文科読書室

文科には文科の学生が使用できる文科読書室(15階1528室)があります。ここには、学生の読みたい本や、教員の推薦図書、また今話題になっている本まで幅広いジャンルの魅力的な書籍が揃えられています。
学生は気軽に本を借りることもでき、“小さな図書室”ともいえる存在です。学生が主体となって読書室の運営・管理から本の選定なども行っており、友人とのチームワークを学び、リーダーシップを養うこともできます。

読書室委員会

文科読書室の運営・管理や本に関するイベントの企画をたてる、学生と教員からなる委員会です。学生が主体の委員会であり、委員代表は学生が務めるほか、活動内容も学生が自ら企画し決定します。
読書室委員会の主な活動は、読書室に所蔵されている本の管理や選定、お気に入りの本の魅力を伝えあうイベント「ブックパーティー」の開催のほか、有志で共立祭へ参加しています。例年、古本市や絵本の読み聞かせ、映画上映など本の魅力をたっぷり伝えるイベントを企画し、売り上げはすべてユニセフなどの慈善団体に寄付しています。

自習室

自習室(15階1530室)は、パソコン数台とプリンターが備えられた文科の学生のための小さな学習室です。
予約は必要がなく自由に利用することが可能で、休み時間や空きコマを有効的活用し、授業の課題やレポート作成などに取り組むことができます。