代官山 DAIKANYAMA 
  2010年6月 JUNE

 撮影日時:2010年6月27日(日)14:30~16:00
 天気: 晴れ  
 気温: 29℃


 梅雨のシーズンを迎えた6月の代官山は、リラックスしたムードのリゾートスタイルや、ふんわりしたシルエットのブラウスとボトムとのコーディネートなど、肩の力の抜けた、ナチュラルでおだやかな雰囲気のスタイルが支持を集めている。その一方で、ポップなグラフィックTシャツなど、少しパンチの効いたアイテムも加わっている。気温が30度近くになった今月は、アウターのレイヤードなどは下火になっているものの、ベアトップのワンピースの上に薄手のブラウスやショールをまとったりといった着こなしがみられる。

 2010年6月の代官山のストリートファッションは以下の通り。


GIRLS
1.マキシ丈ドレスをメインアイテムとしたリラックス感覚のリゾートスタイルの支持

 梅雨の蒸し暑さを払拭するような、さわやかなリゾート感覚のスタイルが20代半ばくらいの女性に支持を集めている。昨年もマキシ丈のワンピースやスカートが登場していたが、今月はその数の増加が目覚ましく、スカートのうち4割程度がマキシ丈になるくらいの浸透ぶりとなっている。デザインはチューブトップやホールターネック、ブラトップなど、セクシーな雰囲気のものが多いが、スモックブラウスを上に合わせたり、Tシャツを下に重ねなり、ショールやストールでカバーしたりと、胸や肩の露出をほどほどにしたバランスで着こなしているため、いやらしさのないさらりとした着こなしになっている。裾はくるぶしから、地面すれすれくらいの丈もあり、ウッドソールサンダルやフィッシュボーンサンダル、トングサンダルなどを素足で合わせるコーディネートが広まっている。(写真01~04)
      
01
シャンブレーのベアトップのワンピースにギャザーのブラウスをコーディネートしたロマンティックなスタイル(左)。ジャージ素材のワンピースに空きぐりの大きなTシャツをコーディネート(右)
02
バイヤス、タテヨコの切り替えを施したマドラスチェックのワンピース。ホールターネックのデザインだがTシャツをインしてカジュアルに着こなしている(左)。胸元の刺繍がポイントのマキシワンピース(右)
03
チューブトップのワンピースの肌の露出を控える同系色のショールの使い方がポイント(左)。ロマンティックな花柄のティアードフリルのワンピースにコットンのカーディガンをコーディネート(右)
04
エスニックな柄のワンピースをTシャツとレギンスに合わせている。足元はトングサンダルをこーディネート(左)。ロマンティックな白のティアードフリルのワンピース。こうしたミディアム丈の人気も広まっている(右)
2.チュニックやパフスリーブのブラウスなど、ややビッグシルエットでナチュラルな雰囲気のトップスの人気

 リゾートスタイルに加えて、チュニックやコットンのブラウスなど、ナチュラルな感覚のトップスの支持が広まっている。ゆったりしたシルエットが好まれており、インドのカフタンなどのエスニック調のものや、胸元が切り替えでプリント柄を施したフォークロア調のブラウスなどが登場している。また今年の新しいデザインとして、ぺプラム風の袖がついたビッグシルエットのものなど、存在感のあるブラウスが浮上している。また、パフスリーブや胸元のギャザーなど、丸みを帯びたシルエットなども目立っている。さらに30代前後の大人の女性の間では、黒のシースルーのブラウスやチュニックをレイヤードさせた涼しげな着こなしなども取り入れられている。(写真05~08)
05
胸元と袖に刺繍を施したカフタン風のブラウスとショートパンツのコンビネーション(左)。小花柄のブラウスに胸元に切り替えのあるフォークロア風のトップ(右)
06
セーラーカラーの変形版のようなロング丈のビッグシルエットのブラウス(左)。レースの衿が袖から胸元まで斜めにつけられたロマンティックなブラウスをカジュアルなショートパンツで合わせている(右)
07
シルクシフォン素材のふんわりしたパフブラウスにロールアップしたチノパンをコーディネート(左)。衿回りにタックをとってボリュームをもたせたシルエットのブラウスと、フレアパンツの組み合わせ(右)
08
シースルーでハイネック、袖パフスリーブの大人っぽいブラウス(左)。白のTシャツの上にシースルーのチュニックをコーディネート(右)。シースルーのアイテムが大人の女性の間から広まりつつある
3.ペイントやプリントを施したポップなTシャツをメインにしたカジュアルなスタイルが代官山にも浸透

 原宿や渋谷で広まっているポップなTシャツをメインにしたカラフルなスタイリングが、代官山にも広まっており、ナチュラルなスタイルとは異なる、ユーモアの感じられるファッションが広まっている。転写プリントやフォトプリント、箔プリントなど、さまざまなプリントバリエーションが広まっている。Tシャツのデザインも変化しており、袖がフレンチスリーブ風に広くとったもの、衿ぐりの明きが大きく、片方の肩を出して着たりできるもの、丈が長いもの、反対にミドリフ丈くらいの短いものなど、さまざまな形のものが登場している。(写真09~12)
09
靴をびっしりと敷き詰めたイラストを配したプリントTシャツ(左)。スパッタリング風のプリントのTシャツは袖が広めのシルエットになっているもの(右)
10
グレーのロゴTシャツに白のコットンパンツのさっぱりしたコーディネート(左)。ショート丈Tシャツも広まっており、写真のようにワンピースの上に重ねるスタイリングが増えている(右)
11
フォトプリントのTシャツワンピースにクロップパンツのコーディネート(左)。ギターを箔プリントで表現したパンクテイストのTシャツ(右)
12
ローリングストーンズの口モチーフのTシャツを大人の女性が取り入れるなど、ユーモアのある着こなし(左)。フュギュラーティブプリントのTシャツとタイトミニスカートの組み合わせ(右)
4.上下切り替えですっきりスマートなワンピースと、バリエーション広まるコンビネゾン

 
リゾート調のワンピース以外で今月に入って新しく登場しているのが上下で切り替えのある異素材コンビのワンピースである。ブラウスとスカートをドッキングさせたようなデザインのものなどが多く、ボーダーや白×黒配色など、すっきりとした色とシルエットになっているものが多い。また、ブラトップ型のデザインのものも好まれている。加えて、コンビネゾンでは、ショートパンツ型のタイプや、花柄のフルレングスパンツなど、当初のワーク系のものでなく、よりガーリッシュにロマンティックに、あるいは大人っぽいシンプルなデザインのものが増加している。(写真13~16)
13
ブラウスとスカートを合体させたような上下で異なる素材と切り替えを施したワンピースの人気が高まっている
14
胸元に特徴がある、ブラトップ型のワンピースの人気も高く、パフスリーブのカットソーなどに合わせてコーディネートされている
15
コンビネゾンは今月も人気が継続しているアイテム。ショートパンツタイプや花柄タイプなど、よりガーリッシュなものが増加している
16
胸元がカシュクールで後ろで縛る形になっているフェミニンなデザインのコンビネゾン(左)。すっきりした大人っぽいデザインのコンビネゾン(右)

MENS
カジュアルなトップスとチノパンやショートパンツのリラックスしたコーディネートの支持

 ロゴやプリントTシャツやポロシャツ、半そでシャツなどのカジュアルなトップにチノパンのロールアップやショートパンツを合わせた、リラックスしたコーディネートが目立っている。新しいところでは、ボトムにチノパンが増えている点であり、ロールアップしてさっぱりとした着こなしが好まれている。(写真01~04)
01
プリントのタンクトップやTシャツをメインにしたコーディネートが今月に入って多数登場している
02
ボトムでは、チノパンの人気が広まっている。裾をロールアップしたり、羽織る感覚で着たシャツにチノパンを合わせた着こなしが多い
03
ポロシャツやチェック柄のシャツにショートパンツを合わせたリラックスした感覚の着こなしが親しまれている。右上のタイパンツを短くしたような新しいデザインのものにも注目
04
ストローハットやキャップ、サングラスなど、夏用の小物の取り入れも広まっている(上)。シンプルなTシャツのアクセントとしてストールを巻いた着こなしも多い(下)

先月の代官山
2010年5月代官山
2010年6月原宿
2010年6月渋谷
2010年6月銀座

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