代官山 DAIKANYAMA 
  2010年5月 MAY

 撮影日時:2010年5月30日(日)14:30~16:00
 天気: 曇り  
 気温: 16℃


 例年よりは気温の低めの観測日であったものの、初夏のスタイルが着実に現れていた代官山。リラックスした雰囲気のナチュラルスタイルが浸透しており、それに加えて、今月はリゾート感覚のワンピースやコンビネゾンなどが支持を集めている。また、水玉やボーダーなど、爽やかな雰囲気を与えてくれる柄のアイテムも広まっている。人気の高いアイテムでは、白や生成のコットンのギャザースカート、デニムやシャンブレーのシャツ、コットンチュニックなど、優しく、簡素なものが多い。他方では、インパクトのあるプリントTシャツをメインにした、少しラジカルな着こなしも支持されている。

 2010年5月の代官山のストリートファッションは以下の通り。


GIRLS
1.コットンワンピースやアイスウォッシュデニム等、淡色系でまとめたナチュラル・リラックススタイルの支持

 代官山のスタイルがぐっとリラックス感のあるものにシフトしている。特に今月は、ロングスカートやシャツワンピース、コットンチュニックにアイスウォッシュデニムをロールアップさせたものなど、肩の力の抜けた、穏やかでナチュラルなアイテムのみでコーディネートを完成させた、奇をてらわない、優しい表情のコーディネートが支持を集めている。ストローハットやカゴバッグ、サボやウェッジソールのサンダルなど、小物もナチュラルなものが多く、これから夏に向けてさらに拡大が見込まれるスタイルといえそうだ。(写真01~04)
      
01
ショートジャケットのボトムにコットンのロングスカート、足元は人気上昇中のサボを合わせている(左)。コットンのAラインワンピースにライトグレーのカーディガンの柔らかな配色の組み合わせ(右)
02
生成色ブラウスとギャザースカート、ロング丈シャンブレーシャツのレイヤードスタイル。頭のターバンも雰囲気にぴったり(左)。ストローハットとシャンブレーのパフ袖ワンピースのナチュラルスタイル(右)
03
チュニックにシャツを羽織って、デニムのロールアップを組み合わせている。頭には流行中のカンカン帽をプラス(左)。ボリューム感のあるレースチュニックにアイスウォッシュデニムの組み合わせ(右)
04
ベージュのカットソーとチノパン、肩にかけたカーディガンすべて同じ色で統一。こうした大人っぽくてカジュアルな着こなしに注目したい(左)。ティアードプリーツのインナーにサブリナパンツ、ゆったりとしたロングカーディガンの上質カジュアルな着こなし(右)
2.デザインやプリントのバリエーションが広まる存在感のあるTシャツアイテムの支持

 アウターが必要なくなり、重ねるアイテムが減った今月は、プリントやドレープ、ビーズやレース装飾を施した、存在感のあるアイテムが支持を集めている。プリントTシャツでは、暈かし柄、グラフィカルな柄、アーティスティックなイラスト、顔のフォトプリントなど、個性的でユニークなものが多い。また、今シーズンに入って多く登場しているのがドレープを施したカットソーであり、左右非対称のもの、裾を絞ってバルーンシルエットにしたものなどが広まっている。さらに、肩にビーズやラインストーンで肩章をかたどったワンポイントのあるTシャツやTドレスが新しく登場している。(写真05~08)
05
暈かしプリントのTシャツにレースのティアードスカートの組み合わせ(左)。グラフィカルなモノクロプリントのロングTシャツのコーディネート(右)
06
大きな顔のフォトプリントTシャツとフュゾーパンツの組み合わせ(左)。ボーダー柄を中心でバイアスに縫い合わせた斜め縞柄のTドレスなど、凝った構成のTシャツも登場(右)
07
今シーズン支持を集めているのがドレープ使いのTシャツやカットソー。カジュアルながらドレッシーな雰囲気もプラスされるため、大人の女性にも人気(左)。右は裾を絞ったバルーンシルエットのTドレス(右)
08
ボーダー柄のTドレスは、肩にビーズやスパンコールなどの装飾的な肩章がついたもの。肩にワンポイントのついたアイテムはこれから先にもさらに広まりそう
3.リゾート感覚のあるサンドレスやベアトップドレス、コンビネゾンの人気

 爽やかな気候を迎えた今月の代官山では、リゾート感覚のあるマキシ丈のプリントワンピースや、ややゆったりしたリラックス感覚のコンビネゾンなどが支持を集めている。中でも、ベアトップが広まっており、そのまま肌を露出した着こなしだけでなく、Tシャツやタンクトップを合わせてレイヤードしたスタイルなども見られる。コンビネゾンはフルレングスパンツだけでなく、ショートパンツも登場しており、これから夏に向けてさらに支持を広めそうなアイテムである。(写真09~12)
09
絣柄風のマキシ丈のワンピース(左)や、胸元スモック使いのプリントワンピース(右)など、ゆったりとリゾート感覚のドレスの人気が高い。右のようにパーカなどスポーツアイテムをミックスさせる着こなしも人気
10
ボーダーのシャツにネイビーのコンビネゾンを合わせたマリンルック。マニッシュな中折れ帽もぴったり合っている(左)。小花プリントのコンビネゾンはベアトップになっていて、Tシャツをレイヤードさせて着こなしている(右)
11
チューブトップのワンピースの人気も高まっており、写真のように肩を露出させた大人っぽい着こなしが目立つ(左)。カーディガンなどを合わせてドレッシーな着こなしもみられる(右)
12
ロング丈やパンツのみならず、ショートパンツタイプのコンビネゾンも、支持を集めており、Tシャツを下に着たり(左)、じかに着た上にカーディガンやジャケットを羽織った着こなしがみられる(右)
4.爽やかな水玉柄、ボーダー柄アイテムが、チェック柄や花柄に続いて増加

 
花柄やチェック柄に続く柄物アイテムとして注目したいのが水玉柄。コンサバティブな雰囲気のワンピースをはじめ、モード感覚の半袖ブルゾンなど、水玉アイテムが新しく登場している。さらに今シーズンは、水玉柄と花柄、水玉柄とチェック柄など、グラフィカルなコンビ柄のものも登場している。くわえて、マリンスタイルでおなじみのボーダー柄の人気も継続しており、カットソー以外の、Tワンピース、ロングスカート、ジャケットなどのアイテムバリエーションが広がっている。(写真13~16)
13
クラシカルな雰囲気の水玉ワンピースを筆頭に、水玉柄アイテムの人気が高い(左)。サテンに水玉を配した半袖ブルゾンなど、モード感覚のスタイルにも水玉が登場(右)
14
身頃は水玉、裾に花柄模様をあしらったワンピース(左)や、右のメンズのポロシャツのように、水玉柄のドット密度を変えて、チェック柄の配列にしたものなど、グラフィカルなコンビ柄が新鮮にみえる
15
爽やかなボーダー柄のTワンピースの支持が高い。肩や裾部分にはボーダーを入れないデザインのもの(左)や、赤×白ボーダーに裾の一本だけ、青を加えるなど(右)、ワンポイントのあるものが人気
16
幅の太いボーダーのロングスカートなど、大人っぽい雰囲気のボーダーアイテムの支持も高い。ロング丈カーディガンと合わせたシンプルなおしゃれが魅力的

MENS
グラフィカルなTシャツやショートパンツなど、カジュアルでユーモアのあるスタイルの支持

 女性のスタイルがナチュラルでリラックスしたモードに向かっているように、代官山の男性のファッションも、よりリラックスしたカジュアル感覚のものが支持を集めている。ただし、グラフィカルなプリントTシャツだったり、ショールやストール、キャップ等の小物に配慮するなど、メリハリの効いたおしゃれを心がけている点がポイント。今月はパンツのバリエーションが広まり、スエットパンツのような、裾を絞ったシルエットのものや、ショートパンツ、サマーウールのスラックスなどが登場しており、ラフすぎないものの、肩の力の抜けた、程よいカジュアルなスタイルが支持を集めている。(写真01~04)
01
長袖Tシャツに半袖の水色Tシャツを合わせ、その上にベストを重ねたコーディネート(左)。デニムのセットアップ風にもみえるデニムベストとスリムジーンズの上下(右)
02
モノトーンのプリントTシャツにジャージ風の裾を絞ったパンツの組み合わせ(右)。シャツにベストを着た写真をプリントしたトロンプルイユのTシャツ(右)
03
ブロックチェックのシャツにハーフパンツのカジュアルな組み合わせ(左)。シャンブレーシャツにプリント柄のハーフパンツ、ショールを合わせたリラックスしたスタイル(右)
04
デニムシャツにチノのショートパンツ、スニーカーにキャップのナチュラルなコーディネート(左)。パナマ帽を涼しげにかぶり、スキッパーシャツにウールパンツの上品な組み合わせ

先月の代官山
2010年4月代官山
2010年5月原宿
2010年5月渋谷
2010年5月銀座

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