銀座 GINZA 
 2010年1月 JANUARY
 撮影日時:2010年1月31日(日)12:30~14:00
 天気: 晴れ      
 気温: 
9℃ 

 セールの続く1月末の銀座のストリートでは、中綿やダウンなどのコートの割合がぐっと増えて、カジュアルがベースになりつつある。そのような中、ノーカラーのコートやツイードのコートなど、コンサバティブで上品なアウターもみられ、 春先には、洗練されたベーシックなスタイルが支持を集めそうである。寒さのためか、デニムをはじめパンツの割合が多かったものの、新しいボトムとしては、プリーツやタック等、デザインに変化をもたせた若々しい雰囲気のスカートが登場しており、春らしさはスカートから取り入れるのが一般的な傾向となっている。
 2010年1月の銀座のファッションの傾向は以下の通り。

LADIES
1.ダウンや中綿コートなど、カジュアルアウターが主流。ただし光沢ダウンやカラーダウンなど、銀座らしいものも登場

 
今シーズンは、ダウンジャケットや中綿など、軽くて暖かな機能性の高いアウターが非常に浸透している。原宿や渋谷では、昨年のピークを過ぎて、他のアウターに移行しているきらいがあるが、銀座では、20代~30代女性のアウターの約4割程度までが下に紹介する中綿タイプを着用している。カラーでは、黒、ベージュに加え、オリーブ系の色が加わっている点が新しいのと、シャンパンピンクやオフホワイトなど、エレガントでフェミニンなものが増えている点が特徴的である。さらには、レッドやピンクなど、ビビッドなカラーが登場している点も注目される。(写真01~04)



01
黒のダウンと白のヒダプリーツのトラッドな雰囲気のコーディネート(左)。ロング丈ダウンがもてはやされるのは銀座のみ。ベージュのダウンとデニムのカジュアルな組み合わせ(右)
02
ウエストをマークしたXラインの女性らしいシルエットのダウン(左)。今月に入って増えているオリーブグリーンのダウン。インナーはフェミニンなワンピースを合わせている(右)
03
ダウンのカジュアルなイメージを払拭する、フェミニンなアウター。オフホワイトやシャンパンピンクなど、エレガントな色のダウンにブーツのコーディネート
04
モンクレールやデユペティカなどのブランドダウンが人気なのも銀座の特徴。カラフルなピンク系のダウンなど、目をひくものの着用も目立った
2.ムートンやファー、ファートリミングのウールコートなど、銀座ならではのエレガンスコートの支持

 
ダウンや中綿人気に押されつつも、高級感のあるファーやムートン、カシミア混ウールなどを使ったコートの着用もみられた。ただし、ファーやムートンなど、高級感のあるアイテムには、あえてデニムやパンツを合わせて、街歩きにふさわしい装いにカジュアルダウンした着こなしが多い。またウールコートでは、ファーの衿がついているもの、ノーカラーで袖にファーがついたものなど、ボリューム感のあるファーのついたものがみられた。(写真05~08)
05
リアルムートンをたっぷり使ったコート。ボトムはデニムを履いて、あまりゴージャス・ゴージャスしないようなコーディネートになっている(右)
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リッチな豹柄のリアルファーコート(左)や、手の込んだカット等を施した、おそらくはフォックスファーのコート(右)。いずれもパンツを合わせて街歩き対応させているよう

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白の上品なコートは衿にファーティペットのついたエレガントなタイプ(左)。今期支持の高いノーカラーのハーフコート。袖のファートリミングもポイントになっている(右)
08
ダウンジャケットに押されつつも、キルティングのコート(左)や、ツイードのコート(右)など、トラッドな感覚のコートの着用もみられた
3.春コートにつながりそうな、新コートの登場。ノーカラー、ダブルフェース、ツイード等、クラシカル&ハイタッチなものに注目
 
セールで購入したと思われる新しいコートが多数登場しており、素材を変えて、春のアウターの芽として注目されるものを取り上げる。まずはダブルフェースのライダースなど、リバーシブル使いのものがみられる。また、ノーカラータイプのハーフコートやショートコートも増えており、これはジャケットやコートドレス風のアイテムに発展しそうだ。またツイードやヘリンボーンなどの素材感のあるものも増えており、春先にはシルク混等で表現したネップツイードのスプリングコートやジャケットがおさえの一着として、活用されそうだ。(写真09~12)
09
ライダースジャケットなのに、ウールのダブルフェースという新しい素材の使い方。リバーシブルものが久々に登場しそう
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シャネル風のノーカラーのロングコートなど、トリミング使いも新鮮(左)。やや立ち襟になったノーカラーのショートジャケット(右)
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ノーカラーのコートは、スカートとのセットアップスーツなどで春に再浮上しそう(左)。ファンシーヤーンを使ったツイードのコートの人気も高い。これもノーカラー(右)
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柔らかめのツイードを使い、ボリューム感のある衿を表現したコート。素材感のあるアイテムへの支持が高まっているよう
4.プリーツスカートやティアードフリルのスカート、ニットのボディコンシャスなワンピースなど、ボトムから春スタイルの取り入れがスタート

 ダウンコートやウールコートなど、アウターはまだまだ冬そのもののスタイルであっても、スカートやワンピースで薄手の春らしいものが登場しており、春に向けたスタイルが始動している。20代前後のヤングキャリア層では、プリーツミニスカートなどのフレッシュなものが好まれている。また、ニットワンピースなど、スポーティーなアイテムもみられる。また、ドレープを寄せたスカートやティアードフリルなど、形やボリュームのあるスカートも支持が高まっている。(写真13~16)
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ショート丈コートに合わせたタータン柄のミニプリーツ(左)。コートと裾丈がほぼ同じの白のミニプリーツのスカート(右)
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スポーティーなニットワンピースなど、ボディコンシャスなアイテムも登場(左)。マリン感覚のボーダーミニなど、春らしいスタイルが浮上(右)
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昨秋ごろから広まりをみせているドレープ使いやティアードのスカートが今月に入って再び浮上しており、春に向けて形に特徴のあるスカートの支持が広がりそう(右)
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雑誌などで「大人のミニ」特集がなされているためか、渋谷のギャル並のミニスカートも広まっている


MENS
ダウン全盛のなか、Pコートなど、ウールアウターの支持も拡大。パーカやベストなどのカジュアルアイテムの進展

 銀座の女性同様、銀座の男性の今月のアウターの4割近くがダウンジャケット支持というなか、Pジャケットやステンカラーコートなど、ウール系のアウターが増加している。その影響で、ややかっちりとした感じのトラッドなスタイルが増えている。ボトムでは、ベージュやオリーブなどのコットン素材のパンツが増えている。また、パーカやトレーナー、中綿ベストなど、カジュアル系のアイテムも増えている。(写真01~04)
01
アースカラーのダウン(左)や、パープルのダウン(左)など、ダウン支持は継続ながら、カラーバリエーションが増加している
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今月はPジャケットなど、ウール系のアウターが増え、トラッドな雰囲気のスタイルが広まっている(右)
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ウールのステンカラーコート(左)や、チェックのブルゾン(右)など、やはり今月はウール系コートの増加が目立った
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jアウター以外では、パーカやプリント入りトレーナー、中綿ベストなど、カジュアルなものが進展している


先月の銀座
2009年12月銀座
2010年1月原宿
2010年1月渋谷
2010年1月代官山

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