代官山 DAIKANYAMA 
  2009年9月 SEPTEMBER

 撮影日時:9月22日(火・祝)12:30〜14:00
 天気: 晴れ   
 気温: 28℃


 ウエスタンやフォークロアなど、カントリー調の雰囲気のあるスタイルと、黒をベースに、エッジの効いた80年代調のパンクやモード系のスタイルと、大きく2つのテイストが主流となっている今月。フォークロア系では、茶やオレンジなどのオータムカラーのプリントのワンピースなどが支持を集めている。その一方、パンクやモード系では、モノトーン、無地のストイックなジャケットやパンツ等がメインアイテムとなっている。
 ただし、シルエットをみると、両者ともに、どこかにボリュームを持たせたフォルム感のあるコーディネートが広まっており、立体的で構築的なデザインが求められているようだ。

 2009年9月の代官山のストリートファッションは以下の通り。


GIRLS
1.ワンピースでは、ウエスタンやフォークロアなど、カントリー調のスタイルの支持。モノトーンワンピースの人気も上昇
 チェック柄のシャツワンピースや刺繍を施したフォークロア調のワンピース、小花柄を配したギャザーの入ったワンピースなど、カントリー調のワンピースの人気が高い。10代後半のティーンから、30代前半の女性まで、幅広く支持を集めている。ウエストをベルトでマークしたり、レギンスやトレンカを合わせるなどして、今年らしい着こなしがみられる。他方では、モノトーンのグラフィカルなワンピースも人気があり、バルーンシルエットのものや、スエット素材のカジュアルなボーダーワンピースなどが登場している。
(写真01-04)
      
01
パフスリーブや、腰から下を切り替えてバイアスに使うなど、凝ったデザインのワンピース(左)。胸元の刺繍がポイントのワンピース(右)。足元のウエスタンブーツが引き締め役になっている
02
ティアードとギャザーで量感たっぷりのワンピース。茶のワンピースと青のカーディガンの配色が新鮮(左)。小花柄のワンピースは、ウエストを黒ベルトで引き締めて大人っぽく着ている(右)
03
オレンジと茶色の配色が秋らしいチュニックワンピース。ベルトもハンドクラフトタッチのレザーベルトをチョイス(左)。光沢のある素材を使ったコンビネゾンに黄色のネックレスがポイントになっている(右)
04
黒×白のワンピースの人気も高く、グラフィカルな柄(左)や、ボーダー柄(右)など、コントラストのはっきりした、スポーティーな雰囲気のものが好まれている
2.ライダースジャケットはノーカラーが新登場。コンパクトジャケットやボアやファー使いのベストなどのアウターの支持
 今月に入って、アウターの着用が目立ってきた代官山。30代前後の大人の女性を中心に、ジャケットやブルゾンが取り入れられている。注目のライダースジャケットは、トレンド3年目のアイテムであり、昨年まで人気だったダブルタイプではなく、スマートなシングルライダースに人気が集中している。また、ベストも継続アイテムだが、ヘチマ衿のものや、切り替えを施したものなど、共布のコサージュがついたものなど、ベーシックなデザインでないベストが登場している。ジャケットでは、ショート丈が依然人気だが、ウエストを絞らない、ボックスシルエットのものなどが新しく出ている点が注目される。また、ファーやレザーを使ったフォークロアタッチのベストなども好まれている。
(写真05-08)
05
今年のアウターの要といわれているライダースジャケット。昨年人気だったハードなタイプでなく、ノーカラーの大人っぽいシングルライダースが代官山では増えている
06
へちま衿が新鮮なベスト。他を黒で揃えてベストをメインにした着こなし(左)。半そでのツイード素材のアウター。長そでを着て、袖先のレイヤードが楽しめる注目アイテム(左)
07
1つボタンのショートジャケットは、ウエストを絞らない、ボックスタイプのシルエットが新しく登場している。ボトムにはデニムを合わせて、クールでカジュアルなコーディネートにしている
08
ワイルドなファーのベストや、ボアとレザー使いのベストなど、フォークロア調のベストの人気も高い。足元のフリンジブーツやトレッキングブーツなど、アウトドア調のブーツも注目のアイテム
3.20代半ばの女性を中心にフェミニン系ブラウス、シンプル系シャツと、シャツとブラウスの支持が拡大
 今月、目立ったトップスとして、ブラウスやシャツがあげられる。ブラウスでは、小花柄で胸元にフリルがついたパフスリーブのブラウスや、ボウタイでリボン結びのガーリッシュなものなど、甘さのあるものが出ている。あるいは、リバティー柄にみられる自然のモチーフを使った小紋のコットンブラウスなど、ナチュラルなシャツも取り入れられている。ユニークなところでは、スタッズが胸ヨークについたものなど、パンク調のものが取り入れられたシャツなども登場している。(写真09-12)
09
胸元のフリル、袖のパフなど、フェミニンでガーリッシュなブラウス(左)。ボウカラーの白ブラウスに、ネイビーのジャンパースカートのスクールガール風スタイル(右)
10
リバティー風の小紋柄のコットンシャツ。ショートパンツと合わせてナチュラルに着ている(左)。紺地に小さな花柄を配したシャツとカーゴパンツのコーディネート(右)
11
ボリューム感たっぷりのチュニックブラウス。ボトムはショートパンツでコンパクトに(左)。ヨーク部分にゴールドのスタッズがついたパンクな雰囲気のシャツは新鮮なアイテム(右)
12
フロントにピンタックを寄せた、すとんとしたシルエットのシャツワンピース(左)。チェック柄のシャツワンピースにウエストをベルトでマークしてアクセント(右)
4.ロールアップのゆったりパンツ支持の一方、スキニーパンツも堅調。ショートパンツはスカートはフォルム感がポイント
 
ボトムのなかで、まずパンツでは、ナチュラルなカジュアルスタイルを支持する女性の間では、カーゴパンツやデニムをロールアップさせた、ゆったり感のある着こなしが好まれている。ロールアップされてのぞく足元には、華奢なパンプスやショートブーツを合わせている。一方、黒メインの80年代調スタイルをしている人たちには、ジップ使いやスキニーなど、クールな雰囲気のものが好まれている。加えてショートパンツやスカートは、タックやバルーンシルエットのものが増えており、フォルム感のある立体的なものが目立っている。(写真13〜16)
13
カーゴパンツの裾をロールアップし、華奢なフラットシューズを合わせている(左)。チェック柄のパンツもロールアップ。ショートブーツがしっかり見えるバランス(右)
14
80年代調の全身黒スタイル。足元のジップ使いも80年代に流行したもの(左)。透け感のあるブラウスに、スキニーパンツを合わせた大人っぽいコーディネート(右)
15
ウエストに大きめタックが入ってふんわりしたシルエットのキュロットとニーはいブーツの組み合わせ(左)。裾が絞ってあるショートパンツとトレンカの組み合わせ(右)
16
バルーンシルエットのギンガムチェックのスカート。ウエストはゴムベルトでしっかりマーク(左)。墨で描いたような模様のスカートも、裾がバルーンシルエットになっている(右)

MENS
トラッド・カジュアルをベースとした、コーディネートスタイルの支持。ロールアップパンツなど、ボトムのシルエットが変化
 代官山のメンズでも、アウターの着用が広まっている。ライダーズジャケットなどはまだ多くなかったが、ショート丈のブレザー、カーディガン等が用いられている。また、パンツは裾をロールアップするはき方がかなり定着しており、それによって、靴下やスニーカーなど、足元にこだわる男性が増えているようだ。
01
黄色のパイピングアクセントがポイントのマリンボーダーカーディガン。8分丈パンツとバランスよく合わせている(左)。光沢のあるレザーのシャツをアウターとしてはおっている(右)
02
ボタンダウンシャツに、袖をカットオフしたカレッジTシャツを合わせたレイヤード。足元はロールアップでローファーをはいている(左)。袖は白で別布使いのシャツと半端丈のパンツ(右)
03
UネックTシャツに、ゆったりめシルエットのパンツをロールアップ(左)。ブレザータイプのジャケットと、ロールアップのパンツ。インナーの朱赤のTシャツがアクセントに効いている(右)
04
ウエアそのもので80年代調パンクのスタイルは見られなかったものの、バッグにスタッズがついたショルダー(左)や、ウニのようにとげとげのついたリュック(右)など、ハードめの小物が登場している

先月の代官山
2009年8月代官山
2009年9月原宿
2009年9月渋谷
2009年9月銀座

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