代官山 DAIKANYAMA 2007年10月 OCTOBER

 撮影日時:10月28日(日)12:30〜14:00
 天気: 晴れ   
 気温: 19℃


 いよいよ秋冬スタイルが本格的に始動した今月。先月のミリタリー系のくすんだカラーを払拭するかのように、今月は色と柄に溢れたスタイルが目を見張るばかりに登場している。
特に70年代調のフォークロア感覚のスモックワンピースなどがかなりの勢いで増えており、秋冬、さらに春夏には色と柄がトレンドのキーポイントになりそうである。
 小物ではファーのマフラーや耳に当てるイヤーウォーマー、ファートリミングのブーティなど、冬らしいアイテムが取り入れられている。

2007年10月の代官山のスタイルは以下の通り。


今月の代官山のポジショニング・マップ


GIRLS
1ニットマント、レザーのブルゾン、コンパクトジャケット、ボリューミーコートなど、バリエーション溢れるアウター
  気温がぐっと下がりアウター必須となった今月。代官山では他エリア以上に、様々なアウターが登場している。まずニットアウターでは、カーディガンに加えて、今月はマントやケープなど、袖のないまとう感覚のアウターが新しく登場している。さらにレザーアウターでは、リブ袖や裾がついたブルゾンタイプやノーカラーのレザージャケットなど、早くもライダース以外のアイテムも登場している。またトラッド調の濃紺のブレザーやキルティングアウター、ボリューム感のあるコートなどが取り入れらえている。
(写真01-04)
 
 

 

 
01
袖の代わりに手を通す穴が開いているユニークなポンチョ(左)。右側も袖がなく、まとうようにして着るニットケープ(右)
02
今期のライダースはインナーにニットなどの厚手のものは着れない、ほっそりコンパクトなものが主流(左)、早くもライダース以外のレザーブルゾンが登場(右)
03
ブリティッシュ調のコーディネートにぴったりの濃紺ブレザー。ハンチングにゴムブーツも雰囲気たっぷり(左)。アウトドア調のキルティングブルゾン(右)
04
丈の長いコートは、今シーズンは比較的数は少なめであるが、シルエットが大幅に変わり、ボリューム感のあるビッグシルエットが新しく登場している
2.柄・柄・柄のシャワー。70年代調フォークロアワンピースを筆頭にした、鮮やかなプリントスタイルの浮上
 先月までは、オリーブグリーンやグレイなど、大人しい無地柄のアイテムが多かった代官山だが、今月に入って、写真のような多彩なプリント柄のワンピースやチュニックを筆頭に、ストリートに柄が溢れている。60年代調のサイケ、70年代のフォークロア調を彷彿とさせながらも、より強めの配色やパネルプリントを使うなど、非常にカラフルで技巧的な感覚のものが好まれている。「アナスイ」や「ツモリチサト」など、プリントアイテムを得意とするブランドが若い女性から注目されていることからも、秋冬、来春はよりプリントが重要視されそう。
(写真05-08)
05
コントラストの強いプリント柄のスモックワンピース(左)。ピンク、赤をベースとした多数のプリント生地をパッチワークしたようなワンピにカラータイツでさらにカラフル(右)
06
胸ヨーク切替えや、裾の切替え部分など、ディテールも凝ったスモックワンピース(左)。ベロア素材にプリントを施したチュニック(右)
07
ベージュ柄に青や紫などの花柄をプリントしたフレアワンピ(左)。レースのようなデリケートなプリントワンピース。ウエストを絞らないローブウスシルエットにロングヘアがまさに70年代調
08
こちらは60年代調のプリントのサックワンピース(左)。大判の花柄を大胆にプリントしたチューブドレスとパンツのレイヤードスタイル(右)
3.ブリティッシュ&アメカジのチェック、サイケデリックなカントリー調など、織りも含めて、柄もの人気
 上記のフォークロアスタイルに見られる多彩なプリントに加え、今月は先織チェックのアイテムも人気を集めている。ツイードチェックのジャケットや、グリーンタータンのプリーツスカートなど、ブリティッシュトラッド調のチェックをはじめ、オンブレチェックやバッファローチェックなど、アメカジ特有のチェック柄を使ったシャツワンピースやロング丈のウエスタンシャツなども20代前後の女性に支持されている。さらにはサイケデリックなポールスミスストライプなど、カラフルな多色プリントなども目立つ。また先月くらいから、代官山に着物で来街する20代前半くらいの女性2人連れやカップルが少しずつ目立つようになっており、彼女たちの着物の柄も、あでやかなものが好まれている。(写真09-12)
09
ツイードのジャケットとおそろいのベストが新鮮(左)。ブレザーにミニ丈のタータンチェック柄スカートのブリティッシュトラッドのスタイル(右)
10
オンブレチェック(左)やバッファローチェック〈右)など、アメカジ定番のチェック柄を使ったシャツワンピースが20代前後の女の子たちに好まれている
11
ひときわインパクトのある多色ストライプのワンピース。ウエスタンブーツを合わせてサイケ&カントリー調のミキシング・コーディネート(左)
12
リサイクル等着物のお店も出来、銀座についで着物でお出かけできるエリアとして注目されているとのこと
4.マスタード、プラムピンク、ピーコックグリーンなど、こっくりビビッドな色のアイテムが登場
 プリント柄だけでなく、色もまたカラフルな色味のものが登場している今月。マスタードイエローのワンピースやバージャケット、プラム系の色を集めたワンピース、ピーコックグリーンのブルゾンやワンピース、フクシャピンクのカラータイツなど、彩度の高い、強めの色が求められている。しかも、多くは対照色相でコントラストの強い組み合わせをしており、久々に色が主役となるコーディネートが復活している。(写真13〜16)
13
先月までは黒やオリーブグリーンなど、地味目の色が好まれていたが、今月は一転し、オレンジやマスタードなど、黄赤系の色のアイテムが好まれている
14
紫ベースのチュニックにオレンジのショートパンツの組み合わせ(左)。チェリーやプラムなど、赤〜赤紫系の色を接ぎ合せたワンピース(右)
15
ピーコックグリーンのブルゾンとボリュームのあるワンピースはまさに80年代調(左)。グリーンのニットに赤紫のマフラーのコントラストの強い配色が新鮮〈右)
16
茶のニットにグレーのショートパンツ(左)や、白Tシャツにデニム(右)など、ウエアはあえて地味めに、カラータイツをアクセントにした着こなしが好まれている
5.ファーアイテムやショルダーバッグ、ファートリミングブーティなど、秋らしい小物が登場
 小物ではファーのマフラー、イヤーウォーマー、足首をファーで囲んだブーティなど、暖かなファー使いの小物が登場している。またバッグでは、ショルダータイプのバッグが人気を集めており、特にストラップがぐっと長めで斜め掛けもできる布製のカジュアルな70年代調のショルダーバッグが代官山では目立った。色もカラフルなものが多く、写真のイエローほか、ピンク、グリーン等のものが持たれている。
(写真17〜20)
17
狐一匹分をまるまる使ったファーのマフラー。首に巻かずに肩からだらりと垂らしてボーホールック風の使い方がおしゃれ
18
ヘアの色と同化して見えにくいが、茶色のファーをあしらったイヤーウォーマー。ヘッドフォンにもファーがついていたら冬場あったかくて良いかも
19
左のタイプは今月、男女問わず人気だったショルダーバッグ(右)ビンテージ風レザーのシワシワ感が味のあるショルダー(右)
20
茶色のパティントレザーのブーティーは足首にファーをトリミングしたエレガントなデザイン。タイツの色を靴と合わせているのもおしゃれ

BOYS
ロック調、トラッド調に加え、ミリタリー、アウトドアなど、ヘビーデューティーなスタイルが台頭
ライダースジャケットにブラックジーンズ、フィットしたインナーにサングラスなど、ハードな雰囲気のロックテイストと、アーガイルニット、ブレザーとグレイのフラノパンツ等のベーシックトラッドなスタイルに加え、今月は中綿ベスト、チェック柄ネルシャツ、カーゴパンツ、ミリタリーブルゾンなどをミックスさせた、ヘビーデューティーなスタイルが新たに注目を集めている。
(写真01-04)
01
ぴちっとしたレザーのライダースにタイトなインナー、ボトムもスキニーシルエットのブラックジーンズで、ほっそりしたロック調スタイル
02
アウターではブルゾンもの以外に、マニッシュなベストや、中綿入りのジップベストなどが好んで取り入れられている
03
チェック柄のネルシャツにカラシ色のカーゴパンツ(左)、ミリタリー調のブルゾンにジーンズのヘビーデューティースタイル(右)
04
アーガイル柄ニットにハンチング(左)、濃紺ブレザーにパンツ、ニット帽でカジュアルダウンのトラッド調スタイル(右)

先月の代官山
2007年9月代官山
2007年10月原宿
2007年10月渋谷
2007年10月銀座

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