「伝統と新しさ」
川久保 清
みなさん、共立女子大学家政学部は、昨年創設60年を迎えました。
第二次世界大戦が終戦を迎えたのが1945年。
その4年後の1949年全国に新制大学が設置された年に共立女子大学家政学部は誕生しました。
しかし、その歴史はさらに古く、1886年(明治19年)に設立された
共立女子職業学校に始まるといっても過言ではありません。
「女子の独立」のために職業教育を中心として、
設立当初より家政学を重視した科目が置かれていました。
1889年(明治22年)のパリ万国博覧会には、技芸作品を出品し、銀牌を受賞しました。
その後も展覧会で大賞を受賞するなど、女子教育に対する高い評価を得てきました。
このような伝統を踏まえつつ、これからの時代を担うみなさんに、被服学科、食物栄養学科、建築・デザイン学科、児童学科の4学科で構成される
家政学部は、現代社会に対応した「生きる力」が備わるようつねに考え続けています。
講義や豊富な演習を通して、興味ある分野、自負できる分野、
将来に生かすことのできる分野を必ず見つけ出すことができるでしょう。
みなさんが純粋な気持ちで、自分の目的意識を持って学んで欲しいと願っています。





