共立女子大学・共立女子短期大学

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教育方針

2020年教育改革への取り組み

2020年教育改革への取り組み

中学の「国語表現」による表現力の育成

2020年以降の大学入試においては、記述が加わる新テストに限らず、小論文やプレゼンテーションなど様々な形で日本語の表現力が重視されるようになります。一方、小学校であまり作文指導などを受けてこないまま入学してくる生徒も増えてきました。
そこで本校では中1・中2の国語、中3現代文のうち、週1時間を「国語表現」の時間としました。毎週1時間は必ず論述、創作、発表、討論の時間とし、従来から本校で行ってきた作文やブックトーク、読書ノート、俳句・短歌などの創作もこの時間内で実施します。また、パソコンやタブレットも使い方を含めて積極的に利用します。
なお、授業内のよりきめ細かな指導のために、1クラスを2分割して授業を行います(平成30年度は1年生のみクラス授業)。

2/3合科型入試(PM)について

2020年から始まる大学入学希望者学力評価テストで重要視されるのは、知識量や暗記量ではなく、知識や技能を活用できる力だと言われています。そこで従来型の入試では測れない思考力・判断力・表現力を問う入試を実施しています。この入試では「算数」「合科型論述テスト」「面接」が行われます。
「算数」では途中式などを採点対象とする問題や作文問題があります。また「合科型論述テスト」では文章や資料の分析と理解をもとに自分の考えを論理的に説明することが求められます。
※ 2/3合科型入試の過去問題については、こちらを御覧ください。

アクティブラーニングへの取り組み

メモリーツリーで短歌から物語を創る(中学 国語)

今回ご紹介いたしますのは、中学の「『メモリーツリー』を用いた短歌から物語を創る過程の発表」の授業です。授業で学んだ8首の短歌の中から一つ選び、メモリーツリーを用いて想像を膨らませてストーリーを設定したものを発表しています。

私が見本を見せた後、7・8名の小さなグループに分かれてそれぞれ発表をします。クラスメイトの発表を見ながら、自分の発表では重点をどこに置こうか、皆にどのように伝えようかと考えているようで、発表を重ねる度に上達していることが分かります。

「春雨のふる」というフレーズから「天からの恵」というプラスのイメージを抱く場合もあれば、「花を散らす雨」というマイナスのイメージを抱く場合もあります。このように同じ短歌でもキーワードの選び方、想像の膨らませ方によっては全く別の作品が出来上がることを実感し、これからも学ぶ文学の幅の広さを体感していきます。

塩畑久美子教諭(中学 国語)

重力加速度の測定とグループワーク(高校 理科(物理))

今回紹介するのは、高校1年生の「速度計を使った重力加速度の測定実験」です。2つの速度系(ビースピ)を使って、落ちる物体(ビー玉)を速度計のセンサーの間に通して、2地点の落下速度と、2つの速度計の間の距離を計ることによって、重力加速度を求めます。

私が簡単に実験方法を説明した後、実験を始めます。生徒の様子を見守りますが、細かく教えることはしません。実験をしてみると、速度計にビー玉がぶつかってうまく測れなかったり、単位換算でミスをしたり…。生徒はその都度、手を動かしながら、試行錯誤して、どのようにすれば精度良く実験が行えるのかを考えます。

グループの中で様々なアイデアを出しながら、協働して実験を進めていきます。生徒同士で考えるからこそ、1人では気が付けない工夫を思いつきます。ときには私が今まで思い付かなかった方法で、精度を高めるグループが出ることがあります。

重力加速度の測定については、すでに中学3年生でも記録タイマーを使った方法で測定実験をしています。また高校2年生でも、振り子を使って重力加速度を求める実験を行います。このように本校では1つの物理量がいろいろな方法で測定できること、またその原理について、6年間を通して主体的に学んでいきます。

桒子研教諭(高校 物理)

生徒が自ら考え、理解する社会科(高校 世界史)

今回紹介するのは、高校2年生の国公立文系コースでの「電子黒板を用いた論述添削・模擬採点」の授業です。論述力が身に付くように、「他人の答案を採点する」というアクティビティを取り入れています。定期試験の答案をスキャンして、電子黒板で投影することで生徒が生徒の答案を採点する「模擬採点」の形式をとることができます。これにより、自分から論述の採点ポイントをつかんでいく練習になります。また、よく書けている答案はクラス全体で共有することもできます。

私がクラスで共有したい答案を5枚選び、生徒はそのうち1枚を採点することになります。授業では、生徒がグループに分かれて、採点基準を相談しながらそれぞれ別々の答案を採点していきます。得点を算出したら、答案に対してのコメントをつけてグループで共有します。

私が採点例を示した後、生徒が前に出て自分の採点例を示していきます。個別添削だけでなく全体での添削、さらには生徒による添削を行うことで本格的な論述力が身に付きます。

このように本校の社会科では、暗記するだけの社会科ではなく、生徒が自ら考え、理解する工夫をしています。

菊地裕文教諭(高校 世界史)

グローバル教育

時代の要請に合わせて、グローバル敎育プログラムも続々と用意しています。全員が英語に親しめるように、ネイティブが常駐するランゲージスクエアが開設されています。ここでは語学や異文化を楽しみながら学ぶことができます。また海外に住むネイティブ講師と1対1で会話を通して英語を学ぶオンライン英会話(中学)や、中世英国の「街」が再現されたブリティッシュヒルズでの語学研修(高校)があります。さらに希望者対象に、イングリッシュシャワー(中学)や夏季海外研修(高校)、ニュージーランドターム留学(高校)など世界への飛躍を目指せる環境も整えています。

■英語を楽しむ中学生のようすを見てみましょう
(クリックすると20秒の動画が流れます