共立女子大学・共立女子短期大学

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FD宣言

本学はこれまで大学・短大FD委員会を中心としてFD活動に取り組んできましたが、これからも、全学的な協力のもとに、さらに意欲的にFD活動を推進してゆく所存です。

大学の授業は教員の学識と人格とにおいて行われるべきもので、そのことは昔も今も変わりはありません。しかし、豊かな学識と優れた人格の備わった教員が、必ずしも効果的な授業を行うものではないということを、大学で学んだ人は知っています。特に大学進学率が50%を超えている現在、多様な学生層に対応するにあたり、なにかしらの工夫が必要ではないかと多くの教員が考えていることも事実です。

最近の大教室での講義は、ただ聴くばかりでなく、スクリーンやモニター画面によって、見る要素が大幅に増えて、昔とはずいぶん様変わりしました。それは進歩には違いありませんが、しかし、それも容易に惰性に流れる危険があります。まして、双方向性や学生の自発性が重要な鍵となるような授業においては、教員の側にそれなりの「技術」が求められることになります。

授業は、授業時間として設定された時間だけを指すのではなく、教員の側からも、学生の側からも、その準備とまとめの部分をも含めて「授業」なのです。全部を含めて、技術あるいは方法として整備することが必要です。

技術・方法であるからには、個々人の好みや考え方を超えて、客観的な追求、ないしは開発が可能なはずです。それをしようというのがFDにほかなりません。

FDが教員の独りよがりにならないよう、学生の声を聞き、学生と協力することが重要です。学生諸君にも、ただ受け身で授業に臨むのではなく、自ら授業を作り上げてゆくのだという気概と責任感が求められます。

あらゆる芸術が形から入って心に到達するように、そしてあらゆるスポーツがまず形の修練から入ってそれぞれの競技の核心に迫ってゆくように、本学の授業もまた、「かたち」の面から捉えなおして、大学教育の本質をめざしてゆきたいと思います。

共立女子大学・共立女子短期大学 FD委員会