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短期大学の2年間をみなさんはどんなふうに描いているでしょうか。とてもたくさんの夢がそこには描かれていると思いますが、その色彩は必ずしも底抜けに明るいものではなく、やや抑えられたものかも知れません。というのも、誰だってこの時期には不安な気持ちで一杯だからです。この時期に自分の将来についてはっきりとした像を描ける人は少ないでしょう。将来が見えないからわくわくして楽しいときもあります。けれど、見えないから不安になったり辛くなったりすることもあります。そういう揺れ動く心を抱え込んだ時期をみなさんは過ごしているのです。
学ぶということは、その揺れ動く心に負けてしまわない自分を作ることだと言えます。豊かな知識や考える力を身につけることは、自分の進むべき道に自分をしっかりと導くことです。不安は消えなくても、不安に負けないしっかりした足取りで歩くことを可能にします。
短大文科ではみなさんが自分の進むべき道を自信をもって進めるような学びの場を提供しています。平成19年度からは英語・英米文学コース、日本語・日本文学コース、それから心理学コースが新たに加わり3コースの学科になりますが、どのコースであれそれぞれのコースのカリキュラムをしっかりと学べば、きっと学ぶことの楽しさを知り、自分の進むべき方向が明確になっていくと思います。
短大の2年間はとても中身の濃い時間です。この2年間にみなさんの多くは驚くほど成長します。短大の2年間はきっと自分の中の大事なものを見つける2年間であり、大人になって厳しい社会を生き抜いていくための基礎を身につける2年間であり、そして、生きることの楽しさを発見する2年間であると思います。
短大文科の目指す教育は、表現する力、理解する力、考える力を身につけることです。具体的には語学力、文章力、あるいは人間心理を知る力を学ぶということですが、それらは、結局、自分を他者に開き、他者とコミュニケーションをしまた他者を思いやるといった、人と人との関わりに最も欠かせない基本的な知識、技術あるいは生き方といったものを学ぶことです。短大文科での2年間にみなさんは結構大事なことを学んでいるのです。
短大文科はみなさんの大事な2年間をかけがえのないものにするためにあらゆる努力を惜しみません。きっと凝縮した大変な2年間になると思いますが、でもそれはとても楽しい2年間でもあるはずです。大変だからこそ、友達も出来、自分も変わり、世界がまぶしいほど新鮮に見えたりします。そういった豊かな時間をたくさん持って欲しいとわたしたちは切に願っています。
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