生活科学科

Department of The Science of Living

生活科学科生活デザインコース(2024年度入学者用)

デザイン力を身につけて、もっと豊かな生活を創造する

このコースで学ぶこと

「フードデザイン系」「プロダクトデザイン系」「ファッションデザイン系」「インテリアデザイン系」の4つの分野から構成され、衣・食・住の領域について、実践的な演習や実習を通して、これからの生活を総合的にデザインするための知識やスキルを習得します。

生活科学科/生活デザインコース

専門教育科目(2024年入学者用)

授業科目 年次 単位 卒業要件

コース共通専門教育科目

生活科学基礎系

食生活とSDGs 1 2 8
衣生活とSDGs 1 2
住生活とSDGs 1 2
PC活用演習 1 1
CG基礎演習 1 1
サイエンスリサーチ演習 2 2

キャリア支援系

キャリアデザイン演習(就職・編入サポート) 1 1 1
キャリア実務基礎 1 2
医療事務入門 1 2
リテールマーケティング演習(販売士) 1 2

特別演習系

チャレンジ・ゼミナール(就職・編入チャレンジ) 1 1 1
サービス・ラーニング 1 2
★卒業研究 2 4 4

生活デザインコース専門教育科目

フードデザイン系

フードデザイン論 1 2 2
フードコーディネート論 1 2
フードデザイン実習Ⅰ(調理) 2 2
フードデザイン実習Ⅱ(調理) 1 2
フードメディア演習 1 2
レシピ開発演習 2 2
フードパッケージ実習 1 2

プロダクトデザイン系

プロダクトデザイン論 1 2 2
ユニバーサルデザイン論 2 2
生活プロダクトデザイン演習 1 2
生活プロダクトメディア演習 1 2
カラーコーディネート演習 1 2
ドローイング演習 1 2
イラストレーション(実習) 2 1
3D造形デザイン実習 2 1

ファッションデザイン系

ファッションデザイン論 1 2 2
ファッションビジネス論 2 2
ファッションデザイン演習 1 2
ファッションメディア演習 1 2
ファッションコーディネート演習 2 2
アパレル企画演習 2 2
テキスタイルデザイン演習 1 1
アパレル制作実習 1 1

インテリアデザイン系

住環境デザイン論 1 2 2
インテリアコーディネート論 2 2
インテリアコーディネート演習 2 2
インテリア製図演習Ⅰ 1 2
インテリア製図演習Ⅱ 1 2
インテリア設計演習 2 2
インテリアCAD実習Ⅰ 1 1
インテリアCAD実習Ⅱ 1 1
必修科目 6
選択必修科目 16
上記およびコース専門科目より 26
(他コース・他学科科目8単位まで含むことができる)
48

★通年科目
シラバスはこちらからご覧になれます。

フードデザイン系

  • フードデザイン論

    食品がどのような特性を持つのか、また調理過程において食品の組織や成分がどのように変化するのかなどについて学びます。

  • フードデザイン実習Ⅰ

    包丁や器具の扱い方、野菜の切り方など調理に必要となる基本を学び、献立が立てられ日常生活に活用できる技術を身につけます。

プロダクトデザイン系

  • カラーコーディネート演習

    色彩の基本を学び、ファッションやプロダクトなどの配色演習を通して、色彩の効果的な技法を修得します。

  • 生活プロダクトデザイン演習

    生活に身近なプロダクトを対象に、フィールドワークや演習を行いながら、生活デザインを学びます。(写真:庭園美術館見学)

ファッションデザイン系

  • テキスタイルデザイン実習

    琉球古紅型の写しから型染の基本を学び、オリジナル作品を制作します。

  • アパレル制作実習

    衣服や帽子の製作を通じて技術や知識を学び、デザイン力を養いファッションに対する理解を深めます。

インテリアデザイン系

  • インテリア製図演習Ⅰ・Ⅱ

    製図や模型製作を通して、正しい用具の使い方とインテリアの理解を深めます。

  • インテリアCAD実習Ⅰ・Ⅱ

    CAD/BIMソフトの操作を習得し、インテリアや建築空間を平面的および立体的に表現する技法を学びます。

検定・資格取得支援

授業や共立アカデミーの講座を活用して、資格取得の支援を行っています。検定料相当の奨学金給付制度を利用して、2年間で多数の資格取得を目指すことができます。

ファッションビジネス能力検定

日本ファッション教育振興協会が運営しているファッションに関する造形的知識・技術から流通までの技能を評価・証明するための検定試験です。ファッション業界の認知度は高く、就職時に役立つ資格です。「ファッションビジネス論」では、検定指定の公式テキストを用いて授業を行っています。

プロダクトデザイン検定

日本インダストリアルデザイナー協会が運営しているデザイナーとしての専門性の確立と、社会的信頼性の向上、プロダクトデザインの普及・啓発を目的とし、商品開発に関わる全ての人に向けた関連知識の評価基準となる資格です。「プロダクトデザイン論」では、検定指定の公式テキストを用いて授業を行っています。

CAD利用技術者基礎

生活デザインコースの住居や建築に関する授業では、手描きで図面を描く他、コンピュータを用いた図面作成(CAD=Computer Aided Design)の授業もあり、CAD利用技術者基礎試験を受験するための対応も行なっています。

色彩検定

色彩検定協会が認定する「色彩検定」は文部科学省後援の公的資格であり、ファッション、インテリア、グラフィック等の専門職だけでなく、販売、企画、事務の分野でも幅広く受け入れられています。「カラーコーディネート演習」で、資格取得サポートをしています。

インテリア系インターンシップ

住居・インテリアデザイン系の教科内容を持つ大学・短大・専門学校の複数の高等教育機関が協力し、インテリア・ディスプレイ・住宅設備・リフォーム等の企業・団体でインターンシップ研修を行う制度です。研修後には、報告会・シンポジウムを実施し、成果を発表します。

共立アカデミーの詳細は、こちらをご覧ください。

学生メッセージ

“将来に役立つ色の知識を確かなものに”

デザインや建築の分野に興味があり、色彩の知識が将来役立つと思い色彩検定を受検しました。高校時代に色彩検定3級を取得し、生活科学科に入学後2級、1級を続けて取得しました。授業の課題と並行して勉強していたため、時間配分に気をつけました。将来は建築に関わる職に就きたいと考えているので、4月からは建築・デザイン学科に編入して、さらに学びを深めます。インテリアや建物の壁面などの配色を決める際に色彩検定で学んだことを活かしたいです。
生活デザインコース2年 M.T.さん

卒業生メッセージ

“生活科学科での幅の広い学びが大きな価値に”

早く社会に出て実践的に学びたいという気持ちから短大を選択しました。生活デザインコースでは、ファッションやプロダクトデザイン等を幅広く学びました。現在はアパレル資材の商社で、デザイン、SNSなどの広報やマーケティング、Webメディアの運用などを行なっています。仕事をしている中で、専門以外のことをいかに幅広く学んでいるかが、思い浮かぶアイデアに大きく影響すると感じるので、生活科学科で色んなことを学べたことが大きな価値となっています。

野崎有花さん
株式会社クロップオザキ マーケティング・新規開発部
資材営業・広報・デザイン担当
生活デザインコース2018年3月卒業

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